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【あなたの名前はどこから?:2】私は神話から!くすりの名前の元ネタ・由来(解熱鎮痛薬、睡眠薬)

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さくっと書いて、さくっと読めるお薬の元ネタシリーズ第2弾!

今日は解熱鎮痛薬、睡眠薬から14個ピックアップしました。

なお適応が複数あるものでも今回はこのカテゴリーだけ記載しております。

肩の力を抜いてお読みください。

今回の一押しはハルシオンとルネスタですね!

アンヒバ:解熱鎮痛薬

名前の由来は「解熱を意味するanti-fever」からです。

アンチ・フィーバー→ア・ン・ヒ・バ!

効果を名前に盛り込んでみました系統です。

ちょっと舌噛んだ感じでしょうか。

なおアンヒバの成分はアセトアミノフェンですので、インフルエンザの解熱にも使用可能です。

(念のためDr.や薬剤師にご相談ください。)

カロナール:解熱鎮痛薬

名前の由来は熱や痛みが取れて、軽く、楽になるからです。

シンプルでいいですね。

楽になーる!

なおカロナールもアンヒバと同じく、成分はアセトアミノフェンですので、インフルエンザの際の解熱にも使用可能です。

デエビゴ:睡眠薬

先日日本でも承認された新顔のデエビゴ。

名前の由来は「Day(日中)+Vigor(活力)+Go(ready to go)」からです

夜は眠れるように。

そして日中・活力・ごー!

るな
るな
うん、わかりやすい!!

私は最後にGoがついているとは思いませんでした。

正直なくても名前としてはしっくりきますが、あえて由来にGoを入れてきた、エーザイさんの意図をくみ取ってあげたいですね。

ドリエル:睡眠薬

名前の由来は「Dream well:よい眠り」からです。

よい夢が見れそうですね。

ダークドレアムがDark dreamからきているのは有名な話ですが、お薬も似たようなものですね。

なお以前取り上げましたが、この薬はもともとは抗ヒスタミン薬(アレルギーの薬)の副作用で、眠気が生じることから、睡眠薬にドラッグリポジショニングされたお薬なのです。

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ハイペン:解熱鎮痛薬

名前の由来は「High speed pain blocker」からです。

作用の特徴を名前に盛り込んでみました系統です。

個人的にはこの系統の名前の付け方は、薬の特徴が出るので好きです。

すぐに効くんだなーということが名前からも分かりますね。

バファリン:解熱鎮痛剤

名前の由来は「英語の緩和:Bufferと成分名のAspirinの組み合わせ」からです。

効果と成分名の合わせ技ですね。

個人的には汎用的な「リン」ではなく、「アスピ」を活かしてほしかったです。

るな
るな
バファースピ?バスピリン?バファスン?アスピバファ?アスピッファー?

・・・あー、バファリンが一番!!

ハルシオン:睡眠薬

名前の由来は「風と波を静め、穏やかな海にする不思議な力を持つ古代ギリシャの伝説の鳥、Halcyon」からです。

神話系統のお名前です。

タリオンのように花の女神を鼻の女神に変えてしまうような、ひねりはありません。

正統な神話系統です!

風と波を静め・・・とか書いていて恥ずかしくないのか?と突っ込まれそうですが、インタビューフォーム原文にも記載があります。

それに中二病が完治していない私にとっては、非常にびばっとくるネーミングセンスです。

なおリアルでは中二病のかけらも出しておりません。

聡明なOLを演じています。

るな
るな
人生はロールプレイングなのです。

 

ベルソムラ:睡眠薬

名前の由来は「Bel(美しい)、somra(眠り)」からとのことです。

美しい眠り!!

何とステキなお名前でしょうか。

なおベルソムラは悪夢の副作用が認められるという皮肉な現実もあります。

マイスリー:睡眠薬

名前の由来は「私の眠り:MY SLEEP」からです。

睡眠薬であることが分かりやすい名前ですね。

なぜ私なのかな?

リスミー:睡眠薬

名前の由来は「自然の睡眠リズム(Rhythm)に近い眠りをもたらすこと」からです。

作用の特徴を名前に盛り込んでみました系列です。

リズムからきている名前だと分かれば、覚えやすいですね

ルネスタ:睡眠薬

名前の由来は「Luna(月) Star(星)」からです!!!

おー!おおー!!

るなスター」のがもっといい名前だと思います。

正直、私、今回の記事を書くまで、この名前の由来知りませんでした。

一気に親近感湧きましたね。

中二病的にも月と星だなんてステキなお名前です。

 

なお余談ですが、ルネスタの一般名はエスゾピクロンであり、アモバン(ゾピクロン)の光学異性体(S体)になります。

ゾピクロンはラセミ体ですが、そこからS体だけピックアップしてきたのですね。

は?何言ってるの?という方向けに簡単に説明いたします。

左手と右手。そのままだと重なりませんよね?

ところが鏡のように手を合わせると重なります。

この左手と右手が光学異性体(鏡像関係)の関係です。

 

左手と右手が同数存在するのがラセミ体です。そこからS体だけ抜き出したということです。

この立体構造の違いがなぜ薬効に影響するのかは、勉強不足で分かりませんでした。

受容体の結合率なんかが変わったりするのかな?

レンドルミン:睡眠薬

名前の由来は「眠りにつくことを意味するフランス語 l’endormir」からです。

おしゃれ外国語系統ですね!

かっこいいのですが、この系統は覚えにくいのであまり好みではありません。

でも一度覚えれば忘れにくいかも?

 

薬の名前を覚える際はその薬のキャラ付けが有効だと個人的には考えています。

そういう意味ではレンドルミンは結構濃いキャラかも?

マドモアゼール?とか言ってそう。(フランス語であってます?)

ロヒプノール:睡眠薬

名前の由来は「開発会社のロシュ(ROCHE)と英語の睡眠薬 Hypnotic」の組み合わせです。

さりげなく自社の名前いれちゃう系統ですね。

小野薬品のオノンほどの豪速球さはありません。

言われなければ分からないレベルですね。

ロゼレム:睡眠薬

名前の由来は「バラ色の眠りをイメージしてrose+レム睡眠とのことです。

レム睡眠はRapid eye Movementの略ですね。眼がきょろきょろ動いているような浅い睡眠状態のことです。

ローズ!・・・・レム睡眠

バラの眠りからの急に真面目になる感じが、結構好きです。

 

所感

調べて分かりましたが、睡眠薬は眠りや夜をイメージしたお名前が多いのですね。

由来を知っていると、何となくお薬に親近感がわくかもしれませんね。

ルネスタとかね?

たぶん私はもう忘れることはないでしょう(笑)

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